家計のお悩み相談 「介護保障は民間保険で上乗せ」
「100歳以上、7万人越え」厚生労働省が、毎年敬老の日を前に100歳以上の高齢者数を発表しています。2019年は100歳以上が7万1238人と、昨年より1453人増え、49年連続で過去最高を更新しました。
普段から健康に気を付けている高齢者の方々も多いとは思いますが、増加の背景に医学の進歩が加速度的に速くなっていると感じます。
喜ばしさの反面、少子高齢化・人口減少は 社会保障の給付が負担となり、特に医療費は様々な治療方法が選択できる中、高額な治療費用に悩まされています。
介護保険制度
2000年にスタートした介護保険制度。要支援者・要介護者は毎年増え、財政負担となっています。現在の自己負担の割合は、年金収入等に応じて決まっており、受給者の9割が自己負担1割ですが、今後は介護給付を抑えるために自己負担を2〜3割までと、負担増の対象者が拡大すると予想します。
介護の実情
生命保険文化センター「介護にはどれくらいの年数・費用がかかる?」の報告によると、 介護期間は平均4年7か月、介護費用は、平均7万8千円となっています。ばらつきが多いため平均等でまとめることは難しいですが、単純計算でも430万円となり、この金額以外にも自宅リフォームや介護ベッドの購入など一時的な費用が必要です。
介護保険
民間の介護保障内容は各社で異なります。国の要介護認定と連動しているケースがほとんどで、要介護2からの支払い対象が多いですが、保険会社によっては要介護1の支払い認定もあります。認定になった場合、介護一時金・毎年の受け取り・受け取り期間等、契約内容で異なりますので、契約内容確認をしておきましょう。

介護をしてくれる家族がいるのかどうかで異なりますし、有料の介護施設等に入居をする場合は、入居一時金や毎月の費用等、健康なうちから早めの準備が必要です。