家計のお悩み相談 「時短勤務or通常勤務」
「女性の活躍を推進する」として政府や企業は、女性社員が辞めずに将来的には女性役員の比率も上げるなど、女性活躍に取り組んでいく社会環境を整えていく方針です。しかし、現実は道半ばで、「ワークライフバランス」には、さまざまな問題が取り残されていますね。
今回のご相談者は、ワーママとして働きたいけど、色々な条件で今まで通りにはならない相談者のケースです。
Aさん(女性)からのご相談
Aさん30歳代、40歳代の夫と1歳の子どもの3人暮らし。持ち家有り。
夫婦ともに会社員で、Aさんは現在育児休暇中です。育児休暇の取得は子供が2歳までと決めて、今のうちにライフプランを立て直したいとのご相談でしたが、「通常勤務では子供の保育園の送り迎えが間に合わない」とのこと。
まずは、妻の収入が、家計の中でどのくらい貢献しているのかを確認します。
夫婦共働きで、育児との両立は容易ではありません。保育園、将来の学童保育、親族の協力、夫婦で送り迎えの分担等、どれも難しい場合の対応策を一緒に探ります。仮に妻が正社員から非正規社員で働いた場合、収入減に対して住宅ローンや教育費、将来の退職金や公的年金等、不安材料も書き出します。
正社員で働くケース
現在の勤務先では、収入は安定して将来の昇給や管理職への登用も見込まれます。退職金や公的年金の増額も期待できます。保育園は延長で対応し、学童保育ではお迎えに間に合わないため、ベビーシッター・家事代行を利用します。
転職・非正規雇用で働くケース
年収は減り生涯賃金は大幅ダウンとなります。子育てひと段落後の正社員希望時も復職率は下がります。家計簿の見直し、子供の進学先を私立希望から公立へ学費の負担軽減等、支出を抑えます。保育園・学童保育の送り迎えには、間に合います。

今回は、妻からの相談で妻のみでシミュレーションをしてみましたが、夫の協力が必要不可欠です。共働きのデメリットを夫婦で乗り越えるには 社会全体が“早く”変わるべきですね。