家計のお悩み相談 「平均寿命」と「健康寿命」
ライフプランに欠かせないテーマの中に、将来の年金問題があります。この4月より少子高齢化に伴い、年金の給付水準の伸びが抑えられ、実質目減りする仕組みがスタートします。年金受給額の計算に伴う、受給年齢の繰り上げ・繰り下げは、一度は試算をされた方もおられると思います。 実際、将来の年金像は経済成長や出生率など様々な要因で全く異なるケースも出てくるでしょう。しかし、長生きをすればするほど年金問題は深刻ですね。
平均寿命
平均寿命とは、「0歳の平均余命の事で、平均寿命としてすべての年齢の死亡状況を集約したもの」としています。 厚生労働省の「平成25年簡易生命表」から、一部抜粋しますと、 昭和30年は、男性63.60歳・女性67.75歳 平成2年は、男性75.92歳・女性81.90歳 平成25年は、男性80.21歳・女性86.61歳です。 毎年、平均寿命が延びていることがわかりますね。
健康寿命
健康寿命とは、 「日常生活が、健康上の問題(介護など自立した生活ができないこと)などで制限されることなく生活できる期間」としています。 平成25年の厚生労働省統計での健康寿命は、男性71.19歳・女性74.21歳 平均寿命から、健康寿命を差し引きますと、男性約9年・女性約12年。健康寿命を少しでも長く延ばすことで、介護を受けたりせずに日常生活を送ることが目標ですね。
健康寿命を延ばす秘訣は、人や社会とのつながりを持ちつつ、生活習慣病の予防はモチロンですが、体の機能の衰えに気づき、要介護にならない生活が送れるように対応することです。

現在、介護費や医療費の高騰は避けられない問題となっています。国民負担につながるのは、税や保険料の増額。医療費の自己負担割合の引き上げや、保険対象範囲の縮小です。 年金受給額の減額や先延ばしにも耐えられるように、早目の資産運用と健康維持の準備を始めましょう。