家計のお悩み相談「一時払い」と「全期前納払い」
以前のお役立ち豆知識で「一時払い終身保険」をご案内しましたところ、一括で支払う方法は、「一時払い」が一番良い支払い方法なのか、今支払っている保険では支払い方法の途中変更は出来ないのか等の問い合わせをいただきました。

「一時払い」は、まとまったお金がある場合の受け皿商品として、「保障」と「貯蓄」の魅力プランの一つとご案内しましたが、「全期前納」も保険期間分の保険料を一括で支払うことで、月払いや年払いよりも保険料の割引率が高いのが魅力です。
どちらも一括で保険料を支払うのですが、保険の仕組みが違うことと、保険会社によっては取り扱っていない場合や、保険料支払い途中で前納が可能かどうか、保険会社に確認しておきましょう。
月払い・全期前納払い・一時払いの比較表
◆40歳男性・死亡保障500万円・無配当終身保険(月払いと全期前納は60歳払込で設定)◆
  保険料 50歳死亡(高度障害)時保険金 生命保険料控除
月払い 約16,000円/月
総額約384万円
500万円
(50歳までの支払保険料:約192万円)
毎年有り
全期前納払い 約340万円 678万円
(未経過保険料:約178万円を含む)
毎年有り
一時払い 約321万円 500万円 初年度のみ
同じ額の死亡保険金を希望される場合、保険料の支払い総額は「一時払い」「全期前納払い」「年払い・月払い」の順に安く抑える事ができます。
しかし、上記例でもあるように、50歳時など払込期間の途中で死亡や高度障害になった場合は、「一時払い保険料 約321万円」では保険金500万円しか受け取る事は出来ません。
また、生命保険料控除が将来、必ず継続しているとも限りません。
今回は、参考商品として「無配当終身保険」を比較しましたが、保険会社によっては、「低払い戻しタイプ」の商品では上記月払い保険料の約1割安い保険料だったり、全期前納では、一時払いよりも安い場合があります。
ただし、早期解約時のデメリットもありますので、どの商品も一長一短ありますね。
日々の節約にも限界があり、安定した高金利商品が無く、かと言って変動タイプの金融商品に躊躇される方には、一度検討されても良い「家計の見直し方法」かもしれませんね。